廃校の危機に挑む、新洞小学校イ・チャンス校長の挑戦
江原道三陟市の山間部にある、全校生徒2名のみの新洞小学校を舞台に、廃校の危機に立ち向かうイ・チャンス校長の挑戦を描いたドキュメンタリーが放送される。
全校生徒がわずか2名となる江原道三陟の新洞小学校で、廃校の判断が下されるまで残り1ヶ月となった。2026年3月に赴任したイ・チャンス校長は、生徒に友達を作ってあげるという公約を掲げ、江原道各地や済州島まで足を運んで生徒の募集に奔走している。
全校生徒はわずか2名。廃校の危機に瀕する山間の学校に、情熱あふれる校長が赴任した。「走れ!校長 イ・チャンス」
名刺一枚に学校の命運を懸けるのか。三陟の山間にある学校の校長による特別な挑戦が始まる。
放送:2026年10月29日(木)午後10時 KBS 1TV
江原道三陟の小さな山村。ここには、全校生徒よりも教職員の方が多い小学校がある。生徒はわずか2名、廃校の危機に直面している新洞小学校だ。しかし、去る3月、この静かな学校に一人の風変わりな校長が現れた。人生初の校長赴任に喜んだのも束の間、学校が消滅してしまうかもしれないという知らせに、複雑な思いを抱いていたイ・チャンス校長。だが、二人の子供たちに出会ったことで、思いもよらない決心を下す。それは「子供たちに友達を作ってあげる」ということだった。果たして彼の野心的な公約は果たされるのか。小さな山間の学校を舞台に、不思議で童話のような物語が展開される。
全校生徒2名、校長の無謀な約束
「教育界では、校長になると『星を獲った』と言われます。(赴任した瞬間)何も考えられず、なぜ自分が新洞小学校に行かなければならないのかと感じました」 — イ・チャンス/新洞小学校長
誰もが祝福されるはずの初めての校長赴任。しかし、イ・チャンス校長はしばらくの間、そのニュースを周囲に伝えることができなかった。廃校の危機にある学校の校長になったという事実が、どうしても心に引っかかったからだ。2026年3月、新洞小学校に残っている生徒は、5年生のシイェと3年生のジウだけだった。しかし、二人の子供たちと向き合った瞬間、彼の心に小さな変化が起きた。子供たちに必ず友達を作ってあげると約束したのだ。廃校の判断を下す基準日まで残された時間は、わずか1ヶ月。こうして、学校を守るための校長の、無謀ながらも特別な挑戦が始まった。
足が擦り切れるまで、心に届くまで
子供たちに友達を作ってあげると決意し、腕をまくったイ・チャンス校長。名刺一枚に学校の運命を懸けた。生徒を募るために江原道の各地を駆け回るのはもちろん、より良い教育を模索して済州島まで足を運ぶ。人が集まる場所であればどこへでも赴き、腰を90度まで曲げて挨拶をし、祝賀用の鉢植えに自身の名刺を立てて宣伝に励むほどだ。
学校の広報から教育相談まで、校長の日常はまさに24時間では足りないほどだ。足の裏が擦り切れるほど休みなく走り回る彼の真意が、果たして誰かの心を動かすことができるのか、その姿を追う。
小さくも大きな物語、「本物」の教師に出会う
子供たちが減っていく村で、一つの学校を守ることはどのような意味を持つのか。生徒よりも教職員の方が多い学校を、なぜ守らなければならないのかと問う者もいる。しかし、イ・チャンス校長にとって、二人の生徒は決して小さな数字ではない。子供たち一人ひとりと目を合わせ、より広い世界を見せるために教室の外へと踏み出す教師。その姿を追っていくと、誰もが心の中に描いてきた理想的な学校と教師に出会うことになる。
廃校危機の山間にある学校から始まった、愉快な学校再生大作戦。その笑いの裏には、地域消滅の現実と真の教育の意味を問い直させる深い響きが隠されている。
「ドキュメンタリー・インサイト」『走れ!校長 イ・チャンス』編は、2026年10月29日木曜日午後10時よりKBS 1TVにて放送される。
(写真提供 = KBS 1TV「ドキュメンタリー・インサイト」)
SPECIALTIMES GLOBALでK-POPを中心に取材し、カルチャー・韓国バラエティの記事も執筆しています。
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