10代の消防士は全体の1%未満、合格者はわずか16名
新入消防士全体の1%未満に過ぎない10代の消防士が、昨年の採用試験において16名合格した。SBSの「ニューストリ」では、若き消防士たちの物語とともに、命を救う彼らの夢を支えるための制度の課題を模索する。
昨年の消防公務員採用試験では、2万142名の志願者のうち10代の合格者は16名にとどまり、全体の1パーセント未満という極少数となった。過去10年間で42名が殉職している現場では、指揮体系や財政面などの課題が指摘されている。
19歳、彼らはなぜ消防士になったのか。
新入消防士全体の中で「1%未満」を占める10代の消防士。消防士を夢見る若者たち、その夢を守るための制度とは何か。SBS「ニューストリ」では、10代の消防士たちの特別な物語を紹介し、誰かの命を救う消防士という夢を持続させるためには、どのような変化が必要なのかを共に模索する。
10代で消防士になった若者たち。火の中に飛び込み人々を救い出す消防士は、子供たちの憧れの対象である。しかし、その夢は成長とともに遠のいていくことが多い。実際に教育部(教育省)が毎年発表する「小学生進路教育現況調査」において、消防士の名を見つけることは困難だ。しかし、その夢を諦めず、10代という若さで消防士になった若者たちがいる。小学校6年生の時から消防士を夢見ていたパク・ギボム消防士(烏山消防署セギョ119安全センター)は、昨年、満19歳で消防公務員採用試験に合格した。「思う存分他人を助けることができ、感謝の言葉も聞ける数少ない職業」であることが、早くからこの進路を選んだ理由だった。火災や救助現場に最も早く到着する火災鎮圧隊に所属するパク消防士は、「現場では年齢に関係なくプロにならなければならない」と語り、休日であっても担当する装備の名前や使用法を習得する熱意を見せた。また、満18歳で消防士になったチョ・イェウォン消防士(平沢消防署ビジョン119安全センター)は、消防士である父親の後を継ぎ、10代で消防士となった。火災鎮圧隊に所属し、消火活動を行う「消火」業務だけでなく、ポンプ車やタンク車を運転する「機関」業務まで担っている。これらはすべて本人が志願し、事前に準備して勝ち取った結果だ。チョ消防士は「どこであっても、しっかりと自分の役割を果たせる消防士へと成長したい」と抱負を語った。
消防公務員の公募試験における応試年齢を満18歳に引き下げたのは2017年、経歴競争採用では2023年から適用された。昨年の消防公務員採用時、志願者2万142名のうち10代の志願者は274名で、合格者は16名であった。毎年1パーセント未満という極少数ではあるが、10代の消防士は着実に輩出されている。これは、青少年期から消防士を夢見る志望者が継続していることを意味している。その理由はどこにあるのだろうか。制作陣は江原道寧越に位置する国内初の消防分野マイスター高校を訪れ、消防士の夢に向かって早い時期から汗を流している学生たちに会った。消防士になるための体力を準備するのはもちろん、次第に複雑化・大型化する災害に備えるため、消防技術の専門性を習得する訓練も行われていた。
消防士を夢見る若者たち、その夢を守る制度は十分か。消防士を夢見て、早くにその夢を叶えた若者たち。彼らがこれから進む現場は、今よりも安全になり得るのだろうか。残念ながら、火災や災害現場で消防士が殉職する事故は続いている。過去10年間で殉職した消防士は計42名にのぼる。誰かの命を救うために出動した消防士が、肝心の自身の命を守ることができないという悲痛な現実が、今も繰り返されている。指揮体系や鎮圧人員の不足といった現場の問題は絶えず提起されてきたが、改善策が実際の現場で適切に履行されているかを点検する手続きは依然として不十分だ。26年間凍結されている火災鎮火手当や、国家職への転換後も地方政府に相当部分を依存している消防財政なども、解決すべき課題であると現場の声は指摘する。消防士たちがより安全に、国民の生命と財産を守れるようになるためには、どのような現実が変わるべきなのかを模索する。
SBS「ニューストリ」は7日土曜日午前8時に放送される。
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